校長より
校地内の植物や植木
本校の校地内には、たくさんの植物や植木が育っています。植物の手入れは主にボランティア委員会の生徒の皆さん、そして植木の手入れは用務員さんによりなされています。特に、用務員さんは、その美しさを保つよう、ほぼ毎日水をやったり、剪定(せんてい)作業に取り組んだりしていらっしゃいます。雨の降らない日でも面倒を見てもらえて、植物や植木は喜んでいるようにも見えます。きれいにカットされた髪型ならぬ枝型により、生き生きと映える緑は、全生徒と全教職員の心を和ませてくれます。生徒の皆さんが気持ちよく教育活動に取り組めるよう、皆で教育環境の整備をしています。
正面玄関前
中庭東側
南校舎南東側
正面玄関東側
中庭中央
6月29日(火) 川俣高等学校長
変革の時代を生きる
今は大変革の時。こうした時代を生き、さらに、これからの時代を切り拓く川高生の皆さんは、どう生きるべきだと考えますか。平穏無事に生きたいと思うのは、人として当然の思いです。でも、こうした「ことなかれかし」と考える人が変革の時代を生きるには、どうしてもより多くの苦労を伴います。一方、そう考えない人であっても、こうした時代では、多少の苦労を避けることはできません。どちらにしても伴う苦労があるのであれば、川高生の皆さんには是非、積極果敢に時代と向き合い、自分としての解決策を見つけようとする、いわば「ことあれかし」派であってほしい、と思っています。
6月28日(月) 川俣高等学校長
家族とつながる
携帯電話のなかった、公衆電話が当たり前の頃の話です。身体の不調から長期入院をしていた、ある幼稚園児の気持ちを和ませようと、看護師さんがクイズを出したそうです。「ここに、500円玉、100円玉、そして10円玉があります。どれが一番大きなお金ですか。」その子は即座に、「10円玉」と答えます。何度確認しても答えは同じ。その理由を尋ねると、その子はこう答えます。「10円は、家に電話のできるお金。家と私をつないでくれる、私にとって一番大きな、一番大切なお金。」
6月25日(金) 川俣高等学校長
年間行事をとおして
本校では、年間に多くの学校行事を計画しています。その一つである校内球技大会が先週行われました。授業を受けている普段とは異なり、生徒の皆さんの元気に声を出し、活発に動き回る一面を目にした機会でもありました。教職員チームも長縄跳びに挑戦するなど、楽しい一時を過ごすことができました。そういえば、校長室に「咬啄同時(そったくどうじ)」という書が掲げられています。「教える側と教わる側の意思が通じ合うこと」を意味する言葉だそうです。球技大会をとおして、体育館内で咬啄同時を感ずる瞬間は多くあったように思っています。明日は、これも大切な学校行事である、川俣町産業課さん主催の進路講演会が開催されます。多くの企業の方が来校され、丁寧な説明を行っていただけますので、自らの進むべき道を考える貴重な機会としてください。
6月24日(木) 川俣高等学校長
川俣高校の教育活動
川俣高校は現在、3年生の機械科1クラスと、1年生から3年生までの普通科3クラスの合計4クラスから成る学校です。特徴として、普通科の生徒が工業科目を選択し、実際に機械に触れることでものづくりをすることができます。また、商業科目を選択して、簿記検定や情報処理検定、電卓検定やワープロ検定、ビジネスコミュニケーション検定など、各種資格取得をすることもできます。家庭科に係る選択科目も用意しており、調理実習等を体験することもできます。一方、機械科の生徒は充実した設備を十分に活用するなどして、かなりのレベルの、本格的な実習に取り組んでいます。
本HPでは、これまでの川俣高生に対する思いに加えて、こうした魅力ある教育活動や取組について積極的に紹介してまいります。
6月23日(水) 川俣高等学校長
始 末
ものに溢れる現代であるからこそ、「もののある、ありがたみ」を再認識することは大切です。かつて、顔を洗うために用いた手ぬぐいは、古くなったら折りたたんで雑巾とし、その雑巾がボロボロになれば、風呂を焚(た)くときに薪と一緒に使用するなど、何度も丁寧に使いました。新品をおろすときが「始まり」、捨てるときが「終わり(末)」、よって「始末」と言います。新品をおろすときには、今それが本当に必要なのか、ちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。
6月16日(水) 川俣高等学校長
夢
夢を持たない人は、人生そのものが味気ないものとなります。一方で、夢を持っている人は光輝いています。でも、夢の実現のために人生を歩むのではありません。むしろ、夢が人生を形作るのです。素敵な夢を持っている人は、自然に素敵な人生を歩みます。川高生の皆さんの中にも、そうした人が多くいるはずです。
6月15日(火) 川俣高等学校長
今週の学校行事
〇登校指導 6月14日(月)から6月18日(金)まで、今年度2回目の登校指導が実施されます。
〇企業見学会 6月16日(水)に、1年生を対象とした企業見学会が実施されます。
〇球技大会
6月18日(金)に、フットサルやドッジボール、バスケやバレーなど、各種競技による球技大会が開催されます。
今週は行事が盛り沢山です。
気温の高い日が続きますが、健康に気をつけながら、取り組んでほしいと思います。
6月14日(月) 川俣高等学校長
子を思う親の心
皆さんは読売巨人軍大江竜聖投手を知っているでしょうか。現在、一軍のリリーフとして活躍する左腕です。父である広志さんによれば、「とにかく強そうな名前」として竜、また、自分がファンである松田聖子さんから一字をいただいて付けた名前だそうです。広志さんが監督を務める少年野球チームの昼休みに、「お弁当を作ってもらえて、みんないいな。」と話す我が子の言葉を耳にし、広志さんは慣れない手つきで弁当作りを始めます。大江投手の大好物は、不格好で火が通っていないときもある手作りハンバーグです。また、広志さんは、仕事を休んでも学校行事には行こうと決め、そして最後までやり通す、とにかく熱血漢。我が子のユニフォームに背番号を縫い付けるのが楽しみにもなりました。甲子園を目指した東東京大会では準決勝で敗退し、その夢はかないませんでしたが、どの試合でも全力で応援する父の声は、登板する大江投手にもしっかりと届いていたそうです。ドラフトの前日に取材を受けた大江投手は、「ここまで成長できたのは父のおかげです。ありがとうございます。」と、父への感謝の言葉を述べています。テレビをとおして放映された、巨人から6位指名を受けた瞬間の広志さんの大泣きする姿、そしてその後、うれしそうに我が子と握手する姿が、今でも強く印象に残っています。
6月10日(木) 川俣高等学校長
インターハイ県大会を終えて
本校生出場に係るインターハイ県大会が終了しました。全力で試合に臨んだ全選手に対して、敬意を表します。その中で、本大会で、選手全員の全国大会出場を決めたフェンシング部の皆さん、おめでとう。なお、8月10日までは、まだまだ十分すぎるくらいの時間があります。現在の競技レベルを自己最高のものと考えるには早すぎます。取り組む姿勢により、今の数段階のレベルアップを図ることは可能です。自らの課題を明確にして練習に励んでください。
また、各種競技において、次の大会も間近に迫っています。一つの大会の終了は、次の大会への準備期間の始まりです。備えを十分に、そして、競技をできる喜びを胸に、また、同じ競技に関わる他校仲間への尊敬の念も忘れることなく、試合に臨んでください。
6月9日(水) 川俣高等学校長