令和4年度

2021年6月の記事一覧

川俣高校の教育活動

川俣高校は現在、3年生の機械科1クラスと、1年生から3年生までの普通科3クラスの合計4クラスから成る学校です。特徴として、普通科の生徒が工業科目を選択し、実際に機械に触れることでものづくりをすることができます。また、商業科目を選択して、簿記検定や情報処理検定、電卓検定やワープロ検定、ビジネスコミュニケーション検定など、各種資格取得をすることもできます。家庭科に係る選択科目も用意しており、調理実習等を体験することもできます。一方、機械科の生徒は充実した設備を十分に活用するなどして、かなりのレベルの、本格的な実習に取り組んでいます。

本HPでは、これまでの川俣高生に対する思いに加えて、こうした魅力ある教育活動や取組について積極的に紹介してまいります。

6月23日(水) 川俣高等学校長

始 末

ものに溢れる現代であるからこそ、「もののある、ありがたみ」を再認識することは大切です。かつて、顔を洗うために用いた手ぬぐいは、古くなったら折りたたんで雑巾とし、その雑巾がボロボロになれば、風呂を焚(た)くときに薪と一緒に使用するなど、何度も丁寧に使いました。新品をおろすときが「始まり」、捨てるときが「終わり(末)」、よって「始末」と言います。新品をおろすときには、今それが本当に必要なのか、ちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。

6月16日(水) 川俣高等学校長

夢を持たない人は、人生そのものが味気ないものとなります。一方で、夢を持っている人は光輝いています。でも、夢の実現のために人生を歩むのではありません。むしろ、夢が人生を形作るのです。素敵な夢を持っている人は、自然に素敵な人生を歩みます。川高生の皆さんの中にも、そうした人が多くいるはずです。

6月15日(火) 川俣高等学校長

今週の学校行事

〇登校指導 6月14日(月)から6月18日(金)まで、今年度2回目の登校指導が実施されます。

〇企業見学会 6月16日(水)に、1年生を対象とした企業見学会が実施されます。

〇球技大会

 6月18日(金)に、フットサルやドッジボール、バスケやバレーなど、各種競技による球技大会が開催されます。

 

今週は行事が盛り沢山です。

気温の高い日が続きますが、健康に気をつけながら、取り組んでほしいと思います。

6月14日(月) 川俣高等学校長

 

子を思う親の心

皆さんは読売巨人軍大江竜聖投手を知っているでしょうか。現在、一軍のリリーフとして活躍する左腕です。父である広志さんによれば、「とにかく強そうな名前」として竜、また、自分がファンである松田聖子さんから一字をいただいて付けた名前だそうです。広志さんが監督を務める少年野球チームの昼休みに、「お弁当を作ってもらえて、みんないいな。」と話す我が子の言葉を耳にし、広志さんは慣れない手つきで弁当作りを始めます。大江投手の大好物は、不格好で火が通っていないときもある手作りハンバーグです。また、広志さんは、仕事を休んでも学校行事には行こうと決め、そして最後までやり通す、とにかく熱血漢。我が子のユニフォームに背番号を縫い付けるのが楽しみにもなりました。甲子園を目指した東東京大会では準決勝で敗退し、その夢はかないませんでしたが、どの試合でも全力で応援する父の声は、登板する大江投手にもしっかりと届いていたそうです。ドラフトの前日に取材を受けた大江投手は、「ここまで成長できたのは父のおかげです。ありがとうございます。」と、父への感謝の言葉を述べています。テレビをとおして放映された、巨人から6位指名を受けた瞬間の広志さんの大泣きする姿、そしてその後、うれしそうに我が子と握手する姿が、今でも強く印象に残っています。

6月10日(木) 川俣高等学校長