令和4年度

校長より

失敗から学ぶ

生徒の皆さんは常に、失敗したらどうしよう、と思いながら何かに取り組んでいませんか。確かに、失敗した自分の姿を誰かに見られるのは格好いいものではないかもしれません。でも、創業時からずっと、すべてがうまくいっている会社はそうありません。ビジネスにピンチは訪れます。そのときに、知恵を出し合いながらチャンスに変えている、そうした会社もまた数多くあるのです。皆さんは、失敗しても悩まないでほしいのです。失敗とは、「こうやったらうまくいかない」ことを知る、最大のチャンスです。いっぱい失敗して転んだとしても、いっぱい立ち上がればいいのです。そもそも失敗は、何かに取り組んでいるからこそ生じます。むしろ、何事にも取り組まずに傍観する、ノープレー・ノーエラーこそ、意味のないことと思います。

8月19日(木) 川俣高等学校長