校長より
学習がうまくいかないときに
学ぶ過程においては、容易に知識の定着を図ることができる時期と、なかなかうまくいかない時期が交互にやってくるのが普通です。後者のことを、心理学では高原現象と言います。
しかし、この時期は、次への飛躍に必要なエネルギーの充電期間とされています。
学ぶ者は誰でも経験することと認識して、川高の皆さんには、学びの歩みを止めないことを願います。
4月16日(金) 川俣高等学校長
当初わからないのは当たり前
生徒の皆さんは、「わからないことは恥ずかしい」と考えたりしていませんか?
新しいことに取り組むときに、わからないのは至極当然のことです。
確実にわかるまで質問し続けるなど、答えの追求をしてみてください。
わきあがった疑問を解決しようとする、その姿勢の中にこそ、理解力を飛躍的に引き上げてくれるエネルギーが含まれています。
4月15日(木) 川俣高等学校長
自らの成長
生徒の皆さんが日々取り組む学習活動や部活動の中で、自分が劇的に変わった、または、自分が如実に成長したと
感じる機会はそう多くはないかもしれません。
しかし、それは皆さんが、成長していないわけではないのです。
たとえば子どもの頃、しばらくぶりに会った親戚の方に、「大きくなったね。」と言われた経験は誰にでもあるはずです。
自分では気づかないけれども、客観的に見ると成長している、このことがすでに素晴らしいことなのです。
4月13日(火) 川俣高等学校長
前田遺跡(その2)
前回は、前田遺跡のことを書きました。今回もその続きです。
出土する土器の素晴らしさの一つは、その色鮮やかさにあります。
表面に塗られた赤と黒が、今なお色あせることなく輝いています。
当時の技術は、私たちの想像をはるかに超える、高いものであったことの証です。
本校から車で5分程度のところにある遺跡です。
全校生が直接、目にする機会があれば、と思っています。
4月13日(火) 川俣高等学校長
前田遺跡
皆さんは前田遺跡のことを知っていますか。
今から約4,000年から2,800年ほど前にかけて、本校から車で5分程度の場所で当時の人類が生活していた、という痕跡が発見されました。
集落跡からは土器が見つかっていますが、驚くのはその出土品の多さです。
通常であれば10年程かけて発掘される量が、数年で見つかっているそうです。
日本中の考古学者が注目する発掘作業は、現在も継続されています。
4月12日(月) 川俣高等学校長