令和4年度

2023年2月の記事一覧

趣 味

砂を集めることを趣味としている人がいます。旅行先で手にした岩手県浄土ヶ浜やアメリカのサンディエゴ海岸の少量の砂は、小さなガラス瓶に入れて大切にしています。インド洋のモルジブの砂にはピンク色のサンゴが、ジャマイカの海岸の砂には多くの巻貝が混ざっており、その時の海の美しさを思い出させてくれるのだそうです。また、アフリカのサハラ砂漠の砂は赤茶けた唐辛子に似た色をしており、また、南極越冬隊員の友人からもらったという南極の砂は、白を基調とした中に黒や茶色の粒がはっきりと見えます。砂にも個性があり、それぞれの匂いを持ち、振った時の音にも違いがあるそうです。五大陸の砂を集め比較することで、以前に、こちらの大陸とあちらの大陸が繋がっていたなど、発見ができたらうれしい、とその人は話しています。生徒の皆さんは、どんな趣味を持っていますか。

2月28日(火) 川俣高等学校長