令和4年度

校長より

いつもと違う光景

目の前にあるものを常に正面からのみ見れば、その光景は常に同じです。たとえば、川高生の皆さんは、毎日登校して校門を抜けると、そこには南校舎が見えますね。両側に多くの花が植えられたプランターが置かれている、その階段の上には正面玄関があり、また、2階や3階には、自分のクラスの窓やベランダも見えます。でも、真東側から校舎を見ればどうでしょうか。真西側や真上からの光景もまた、正面からのそれとは異なります。多くの人が通る道の上のみを歩くと、真新しい発見はありません。一方で、誰も立ち寄ることのない場所にも、何かがあります。これは、ビジネスに関わる人が大切にしている考え方です。「人の行く裏に道あり花の山」です。

5月24日(月) 川俣高等学校長