令和4年度

校長より

学びの継続

以前、自分が高校生だった頃に、ある分野の学習が終わりに近づくと、心の中に、小さなさざ波が立ったことを記憶しています。それは、理解した分野を離れ、未知なる次の分野に飛び込むことへの不安だった、今ではそう思っています。学べば学ぶほど、自分の知らない範囲が広がっていく。でも、こうした気づきは、次なる学びの意欲を高めることにもなります。大切なのは、知りたいという意識を持ちながら、そして、その意識を忘れることなく常に念頭に置き、学び続けること、と理解しています。生徒の皆さんの中で同じような経験があるのであれば、是非伝えたいことがあります。決して知的好奇心を失ってはいけない、と。

9月22日(水) 川俣高等学校長