令和4年度

校長より

軽やかな心

人が持たなくてはならないものを一つあげよ、と言われたら、生徒の皆さんは何を思い浮かべますか。それは軽やかな心である、と、哲学者ニーチェは指摘しています。幼い子どもが、「やりたい。」と思い行動する根底にあるもの、それが軽やかな心だそうです。言い換えれば、好奇心です。先天的に、こうした心を備えている人もいます。一方で、多くの知識に触れることでも、その習得は可能です。先人が切り拓いてくれた新たな分野を知ることにより、目の前にかかっていた霧が晴れるかのように、先を見通すことができます。軽やかな心を備えることで、毎日の生活も元気に送ることができます。自分の中に湧き出るかのようなエネルギーを、生徒の皆さんも是非感じ取ってみてください。

11月5日(金) 川俣高等学校長