川俣高校NEWS

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Be-A JAPAN講演会

 令和6年3月15日(金)

 株式会社Be-A JAPANの高橋くみ様と中村千春様にお越しいただき、生理とジェンダーギャップについてのセミナー・ワークショップを行っていただきました。世界人口の半分を占める女性にとっては日常のことなのに、男性の知識が乏しい生理のことについて、理解を深める機会となりました。女性は自身の身に起こる体の変化のことをより深く、男性は女性の身に何が起こっているのかを知ることができました。

 ワークショップでは女性用生理用品に実際に触れてみて、どのように使うものなのか、どういう風に機能するのかを体験しました。生理用品自体は男性に馴染みのないものですが、実際に触れることで生理用品について知識を得ることができました。

女性用ナプキンに色つきの水を流しています。水が溢れないかと恐る恐る水を注いでいます。

女性用のタンポンの吸水力を確認している様子です。水を吸って大きく広がる様子を見て驚いていました。

ジェンダーギャップについてのお話です。

土俵の上にあがった女性が土俵から降りるように注意された事例を挙げて説明していただきました。


グループに分かれて話し合いをしました。「血で服を汚している女性がいたらどうするか」「どのようなことにジェンダーギャップを感じるか」というテーマについて生徒たちは頭を悩ませながら、話していました。

 「血で服が汚れた女性がいたらどうするか」については「そっと声をかけてあげる」「スマホのメモに書いて見せる」「自分の服で隠してあげる」などの意見が出ました。

 「どのようなことでジェンダーギャップを感じるか」については「男性らしさ・女性らしさを求められる時」「給与」等の意見が出ました。

 講演の最後には「生理を秘め事にしない」ということをテーマに、男性が生理について知るべきだということ、もっとオープンな話題になってもいいのではないか、という意見が存在するということを教えていただきました。

 今回の講演及びこの川高NEWSが、女性の生理・世のジェンダーギャップについてもっと詳しく知ろうと思える機会となってくれたら幸いです。