令和4年度

変化の捉え方

現代は変化の激しい世、とよく言われます。かつて西欧では、世界が変わるからこそ不動の真理を追求しようとしました。中国では変化する側面を陰と陽の2面として捉え、人間万事塞翁が馬という考えを育てたとも言われます。日本では変化をそのまま受け入れ、徒然草にもあるように、定めなきこそいみじけれ、と表現しています。一定の状態が保たれることのない、こうした変化に富んだ事態に対応するには、様々な経験を基にした心構えを要するようです。

1月30日(火) 川俣高等学校長