令和4年度

時間による拘束

「人に対して平等に与えられた1日24時間は、使い方次第で36時間にもなるし、12時間にしかならないこともある。」。生徒の皆さんは、こうした趣旨のことを言われた経験があると思います。好きなことには長い時間でも没頭でき、充実した時を過ごせることを考えれば、確かに言い得て妙ですね。発明王エジソンの工場には、針のない時計が掛けられていたそうです。針のない時計は無意味との指摘に対して、彼は、「時間は自分がコントロールすべきもの。時計というバロメータに左右されていては何もできない。疲れたと思えば、その場で休めばいい。仕事が完成するまでが昼間、その後からが夜。自分のリズムを持つことが大切。」と話したそうです。学校や会社など多くの場所においては、そのすべてを適用することは難しい環境にはありますが、ある程度の自由度の高い日などがあれば、試してみるのもよさそうです。

10月6日(木) 川俣高等学校長