令和4年度

音 読

本を読むときに視覚のみを活用し、目のみで文字を追うことを黙読といいます。一定の理解はできますが、より効果的な読書法として音読を推奨する方は多くいます。理解した文章情報を音に変換し、口を動かし、息を出し、自らの声を耳により聞く、という一連の流れが、脳活動にもたらす影響が大きいのだそうです。黙読が視覚をとおした情報のインプットとすれば、音読はインプットとアウトプットの同時進行となり、脳の血流が増加して、脳の働きが活発化します。加えて、声に出すことにより、肺や横隔膜も鍛えられます。肺活量の増加は疲れにくい身体を作り出すのだそうです。生徒の皆さん、音読により知識の一層の定着を図るとともに、強い身体も作ってみませんか。

12月11日(月)川俣高等学校長