令和4年度

精 進

一つの道を極めるには精進を継続することが必要とされます。そのためには考え方を変える必要も生じます。考え方が変わると、徐々に行動が変わります。行動が変わると、結果が変わります。何かに取り組むことには苦しみを伴うこともありますが、その苦しみから逃れようとしたり手を抜こうとしたりすると、結果として、苦しみは継続します。苦楽という言葉があります。苦しみの先には楽しみがある、という意味で、苦楽吉祥とも言うそうです。そういえば、楽には、多くの人が集まる、という意味も含まれていたことがあったそうです。一人だけで苦しみを感じることはありません。友が集まり、協力し合いながら物事に向き合うことで、効果も高まり、楽しくもなります。楽しくなれば、その場に光もあたります。

3月20日(月) 川俣高等学校長