令和4年度

試 験

中間試験や期末試験など、中学校や高校では年間をとおして多くの校内試験を実施します。東京にある私立中高一貫校も同様です。昭和60年代に、難関とされる私立中学1年生を対象とした校内試験に、次のような問題が出題されました。①〇〇を現す(学識が目立って人よりも秀でる)②〇〇に富む(年若く、将来が長い)③〇〇の交わり(間柄が極めて密接なさま)④〇〇暗鬼(疑いが生じると次々に妄想を生むこと)⑤〇肉〇食(味噌汁やお新香が付いて約700円程度)。難度の高い問題ですが、⑤についてはいかがでしょうか。試験問題作成の際には、何度も検討を重ね、先生方が自信をもって出題されます。この中学校では問題用紙に出題された先生の名前も記載されていますから、一層そうだと思います。この出題から、先生と生徒が、真剣な中にも良き関係を築きながら授業に取り組まれていることを垣間見ることができそうです。

8月22日(火) 川俣高等学校長