令和4年度

文明の大変革その2

どうすれば、大変革の時代を楽しく乗り切ることができるのでしょうか。意外に難しいことではないかもしれません。文明の大変革とは、大小はともかく、究極、異なる見方の発見です。よって、川高生の皆さん、少なくとも、自分の周囲にあることをよく見て、よく考えて、疑問に思ったことを調べることから始めてみませんか。常に頭の中に、「なぜの嵐」を起こすのです。目の前の事象を当たり前と捉えれば、そこからは何も生まれません。「なぜ」と疑問に思うことで、自分の中に新たな視点が芽生えます。そしてその新たな視点を、できる限り論立てて、周囲の友人に話してみましょう。聞いた友人は笑うかもしれません。でも、後に多数派となる新たな考えの開拓者は、これまでの歴史を振り返ってみても、最初は受け入れがたいとされるなど、常に少数派でした。

7月7日(水) 川俣高等学校長