令和4年度

文の画像化

文章を読むことと理解することは異なるようです。文字を追うだけではなく、読んだ内容を画像としてイメージできることを真の理解の基準とする人もいます。絵には、色や形、配置など細部にわたり具体化することが求められます。物語を読むのであれば、情景描写を、論説文を読むのであれば、グラフや図式などをイメージできれば読書も楽しくなり、理解の深化を図ることもできます。さらに、周囲にいる人に対して、本をとおして自分の把握したことを話してみるのも効果的です。ビブリオバトルという企画に参加すると、自分の読んだ本の感想を伝える技術力向上を図ることができ、一方で、他の人からの話を聞くことにより、新たな切り口に気づくことも多くあるそうです。インプットに加えアウトプットすることで、情報の全ての側面を理解することができます。

6月21日(水) 川俣高等学校長