令和4年度

青春と老い

「若さとは、人生のある時期のことを指すではなく、心の在り方を指すのである。」こう言ったのは、実業家であり詩人のサミュエル・ウルマンです。彼は、「人は歳月を重ねたから老いるのではなく、理想を失うときに老いるのである。歳月は皮膚にしわを刻むが、情熱の消滅は、魂にしわを刻む。」とも述べています。そして、「若くあるためには、易(やす)きに流れようとする心を、叱咤する冒険への希求がなければならない。大地や人から、喜び、勇気、崇高さを感じる限り、その人は若いのである。人は、その信念に比例して若くあり、疑いに比例して老いる。」など、とにかくエネルギーに満ちた表現を多く残されました。ちなみに、こうした言葉を世に残したのは、彼が80歳のときです。まさに、80歳にして青春です。生徒の皆さん、10代で老いる考えなど持ちたくはありませんね。

2月7日(月) 川俣高等学校長