令和4年度

ドキドキ

緊張する場面にいるとドキドキする、といった経験は誰にでもあると思います。これは、緊張するという精神的な刺激によって、カテコールアミンという物質が分泌されることで起こる現象です。以前にも話したように、こうした場合には、アドレナリンやノルアドレナリンも同時に分泌されるので、集中力も筋力もアップするなど、心と身体が臨戦状態になっています。ドキドキは、緊張の証というよりもむしろ、脳も身体も最高のパフォーマンスを発揮できる状態、とも言えます。生徒の皆さんが試験や試合の際にドキドキしたら、いつもよりもうまくできる兆候、成功する証、と考えることができます。

9月26日(月) 川俣高等学校長