令和4年度

改善の繰り返し

大抵の場合、人は慣れたやり方で物事に取り組みます。でも、成果の出ない場合には、新しいやり方を取り入れなくてはなりません。もしも、その新しいやり方が原因でトラブルが生じたときに、生徒の皆さんならどう対処しますか。改善しようとして改悪になったのだから、元に戻すこともできますが、そこに成長は期待できません。そうした場合には、さらに改善を加える選択肢もあります。期待通りの結果が伴うまで、改善し続けるのです。何もしないこと、元に戻すことは停滞につながります。変えること、そして変わることこそ大切です。よく言われる、PDCAサイクルを止めたり、逆回転させたりするのではなく、常に正なる方向に回し続けるところから、成長は生まれます。

9月7日(水) 川俣高等学校長