令和4年度

ニーチェの言葉

哲学者ニーチェの言葉を、教育学者の斎藤孝先生が、「君は君の道をゆけ(ワニブックス)」の中で次のように紹介されています。

ニーチェ

人生の坂道を辛苦してのぼってゆく間は、めったに脚を折ることはない。しかし、甘く見て、安易な道を選び始めるときがいちばん危ない。

齋藤孝先生

人というものは、「ラクな道だな」「下り坂だから余裕」と思ったときこそ転ぶもの。坂道のスロープを上りながら転ぶ人はほとんどいません。要するに、「ラクだなあ」と思ったときこそが危険なのです。

齋藤孝先生は、本の中でこのようにまとめられるとともに、徒然草の「高名の木登り」にも通じることと指摘されています。

6月4日(金) 川俣高等学校長