令和4年度

左脳鍛錬

人の脳の中で言語系を担当するのが左脳、図形や空間など非言語系の担当は右脳とされています。そのうち、左脳鍛錬に効果的な取組としては読書が挙げられます。でも、一度だけの読み切り型では、理解の深化を図ることができないようです。一方で、2度3度と繰り返し読むことで、読後の印象は大きく変わるとも言われています。それは、脳の成長により、以前とは異なる状態にいることも要因の一つです。最初に読んだ際に、あまり面白みを感じなかった本を手に取ってみてください。違った解釈による読書ができるので、今度は面白いと感じることもあります。小説であれば、主人公とは別の登場人物に感情移入してみたり、敢えて著者とは異なる批判的な視点により読むなど工夫することで、結果として、本に書かれている内容を多角的に読み込むことができます。

5月16日(火) 川俣高等学校長