令和4年度

周 期

人は24時間周期に従って生活をしています。これは、太陽の光や温度など自然的要因や、学校・会社など時間を拘束される社会的要因、食事など様々な要素から来るもの、とされています。そしてこのリズムに応じて、ホルモンの分泌が効果的になされます。人の体温が下がり自律神経が休まる時間帯は夜の11時から朝の6時頃までとされているため、人が寝る時間に適しているとの指摘もあります。一方で、人は柔軟な生き物なので、一定期間であれば、1時間早く就寝することや3時間程度遅く寝ても対応はできるようです。23時間から27時間が人にとって調節可能時間帯となるため、それを超える時間帯、たとえば海外に移動する際に生じる時差などを体験すると、リズムの同調障害が生じるとも言われています。いずれにせよ、夜更かしや基本的生活習慣を乱す生活は好ましくない、とは言えそうです。

6月15日(木) 川俣高等学校長