令和4年度

読 書

生徒の皆さんは1年間で何冊の本を読みますか。読書から得られる知識は計り知れません。読むスピードが遅く、それが読書のネックになっている場合もありますが、とにかく多く読むことで、自然にその速度は高まります。現在ではネットをとおした本の注文も一般的になりました。でも、自分の興味のあるテーマで検索をかけると、タイトルにその言葉のない本は検索結果に反映されないこともあります。実際に書店に足を運んでみると、知りたいテーマが集まっている棚をじっくりと眺めることができ、こんな本も出版されているんだ、など、多くの発見を楽しむこともできます。生徒の皆さんの中にも、本を読んで興味を示した箇所に、線を引いたりマーカーでチェックすることがあると思います。読み返した際に目が届きやすい反面、二度読み、三度読みの際には、別の箇所が気になる場合もあります。線などを引く代わりに、そうした個所に付箋を付けておくことを推奨する方もいます。独自の読書法を確立するのもまた、読書の楽しみの一つと言えます。

12月18日(月) 川俣高等学校長