令和3年度

母の一言

生徒の皆さんは植物を育てた経験はありますか。毎日水をやり、季節により肥料を与え、常に太陽に当たるよう置き場所を考える。そうして大きく育った植物には愛情もわきます。一方で、家族の誰かにすべてを任せ、花が咲いた瞬間にだけ立ち会ったとしても、そう大きな感動を味わうことはできません。オークスグループ会長の奥野博さんは、母親の次の一言に大きな衝撃を受けたと述べています。(「1日1話、読めば熱くなる365人の仕事の教科書」致知出版社より 一部抜粋 一部改訂)

一度会社経営に失敗した奥野さんが帰省をした際に、母親から、「倒産したのは会社に愛情がなかったからだ。」と言われます。自分の作った会社に愛情のないはずはない、と考えていた奥野さんに、母親はさらにこう言います。「あんたはみんなにお金を用立ててもらって、やすやすと会社を作った。やすやすとできたものに愛情など持てるわけがない。母親が子どもを産むには、死ぬほどの苦しみがある。だから、子どもが可愛い。あんたは逆子で、私を一番苦しめた。だから、あんたが一番可愛い。」

4月28(水) 川俣高等学校長