令和4年度

前向きな捉え方

日々学習に仕事に積極的に取り組みたいと思いつつも、実現にはいたらない経験は誰にでもあります。少しでも前向きさを感じるためには何が必要かについて研究したのは、医療社会学者のアーロン・アントノフスキー氏です。彼は1つ目に、有意味感を挙げます。たとえば、希望しない部署に配置されても、これは将来に役に立つ仕事を覚える機会、と捉えることを指します。2つ目に、全体把握感を挙げます。今の仕事が忙しいと思うよりも、次週には少し余裕ができる、という考え方のことを指します。3つ目に、経験的処理可能感を挙げます。今の仕事も厳しいが、以前にも厳しい仕事を成し遂げたのだから今回もうまくいく、という捉え方です。以上挙げた3つの考えは、ちょっとした考えの変革により、生徒の皆さん自身も取り入れることができるので、是非、試してみてください。

4月25日(火) 川俣高等学校長