令和4年度

緊張は味方

緊張により実力を発揮できなかった、という話をよく耳にします。でも、適度の緊張は課題達成率を上げるなど、学習能力を高めてくれることがわかっています。発見者の名前から、ヤーキーズ・ドットソンの法則と呼ばれています。適度の緊張状態では、ノルアドレナリンという物質が分泌されます。集中力や判断力、脳のパフォーマンスを飛躍的に高めてくれる物質です。ただし、緊張は適度であることが条件です。過度のそれは、頭を真っ白にし、筋肉を強張らせるなど、パフォーマンスの低下を招くそうです。場面に応じて緊張をコントロールすることができたら、かなり楽しそうです。

7月21日(木) 川俣高等学校長