令和4年度

他者への思い

周囲にいる人の心の痛みが分かるようになることは大切なことです。自分本位の見方により、冷静な判断を欠き、感情的、功利的に動いてしまうことはありますが、その未然防止のためにも、いつでも少し間を置き、逆の立場であればどう思うのかを考えた後に行動に移すよう心がけることが必要です。人は一人では生きていくことができません。永六輔氏も、「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返していくこと。誰かに借りたら、誰かに返そう。誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう。」と話されていました。生徒の皆さんも、他者への思いを深くし、他者と支え合い、助け合って生きる姿勢を持ち続けてほしい、と願っています。

2月7日(火) 川俣高等学校長