令和4年度

我が事

私たちは、いわば慣性の法則がごとく、毎回、決められたことの繰り返しをしている場合が多くありますが、そこからは大きな進歩は生まれません。ある企業では、年間に約60万件もの改善提案が出され、検討の後に、その90%が実行されるのだそうです。当然、自社製品の品質向上とコストダウンを図ることができます。見学に訪れた他企業の方が、「どうして、これだけの改善ができるのですか。」と尋ねると、「なぜ、できないのですか。」と、逆質問を受けたそうです。自分の考えが反映されるとなれば、社員の、会社を見る目線にも力が入ります。自分たちが会社のエンジンとなっている、といった自覚も高まります。会社を一層良くする原動力、それは、常に現場にあります。

10月25日(火) 川俣高等学校長