令和4年度

中国前漢時代の哲学書『淮南子(えなんじ)』に、移り変わりは深い意味を持つため予測することはできない、という意味を持つ「化(か)、極むべからず」という言葉があります。古代ギリシアでは、ヘラクレイトスが万物は流転するという意味で、「パンタ・レイ」と称しました。いつの時代にも変化はありましたが、近年のそれは、これまでを凌ぐ勢いであることを私たちは体感しています。変化する社会情勢をどう捉えるのか、たとえば、これまでの常識を適用できないことを嘆くのか、あるいは、柔軟な発想を受け入れる土壌があることを喜ぶのか、によって、生き方自体も大きく変わってきます。今日という1日の間にも生じる変化を、生徒の皆さんはどう感じるでしょうか。

10月23日(月) 川俣高等学校長

さて、本校では、明日より修学旅行が実施されます。

次回の投稿は10月30日(月)を予定しております。