令和4年度

人は一人では、その力を十分に発揮するのに限界があります。そうしたときに頼りになるもの、それが人間関係です。社会学者ポール・アダムスによれば、人間関係は親しい順に、「親友、相談相手、癒し手、仲間、協力者、情報源、知り合い」の8パターンがあると話しています。そのうち特に、親友、相談相手、癒し手の3者を強い絆と捉えており、その数は、多くて15人程度だそうです。生徒の皆さんの周囲には、そうした絆を築いている人が何人いますか。今現在、15人はいなくても、何の心配もいりません。将来において、強い絆を築くことのできる余地が残されているわけですから。

2月9日(水) 川俣高等学校長