令和4年度

光 沢

床の掃除と言えば、掃く、拭く、磨く、を基準とします。ある大手スパーでは、そこに、床に光沢計をあててそのピカピカ度を測る、という工程を加えるのだそうです。たとえば、光の80%が反射されると80という数字が表示され、かなり光沢に優れていますが、60であれば、やや光沢に欠けるため再度磨く必要があるなど、一定の目安にしているのだそうです。お客様は、床が綺麗なのでお店に行こう、とは思わないかもしれないけれど、床が綺麗であれば気持ちよく買い物をしていただける、とのお店の方の思いから、毎日欠かすことなく取り組んでいるそうです。一方で、綺麗な床は、従業員にも大きな影響を及ぼします。床が綺麗なら棚も綺麗に整えよう、商品の並べ方にも気を配ろう、など、各人の意識が高まり、結果として、商品管理のレベル向上に繋がる、という副次的効果を生み出している、とのことです。さて、生徒の皆さんが学習活動をしている教室の床は、ピカピカでしょうか。

2月22日(水) 川俣高等学校長