令和4年度

人との付き合い

生徒の皆さんが人と話すとき、予めその人に関する情報を集めたりすると思います。でも、そうした情報以上に、今、目の前にいる方と誠意をもって向き合うことは大切です。人は十人十色、これまでの経験値も考え方も様々です。そうした中、もしも自分に似た人と出会うことができれば、それは幸運です。お互いの魂が共鳴することで生み出されるセレンディピティ(思いもよらない幸運)に感謝して、誠実に話をしてみるのも良いと思います。同じ者同士の結びつきは、その力を何倍にもしてくれます。一方で、異なる者の結びつきからも、同種とは異なる大きな力が生じます。緩やかな繋がりではあっても永く続く関係により、多様化する社会への対応力向上を図ることができます。

7月5日(水) 川俣高等学校長