令和4年度

悩むか、それとも考えるか

社会人になると、新たな企画等を求められるケースがあります。でも、何日かけても良いアイディアが浮かばない、ということもあります。どうしてでしょうか。様々な要因の中で一つあげられるのは、ただ悩んでいるからです。悩みとは、解決策が見つからず、自分の持つ情報や付随して生じる感情が頭の中でぐるぐると回っているだけ、ただ現状に困っていることを指します。一方で、考えることにより打開策は生まれます。この行為は、まず考える対象となる課題があり、それに対する分析や解釈、検証というプロセスを踏みながら行われます。まさに、適切に頭を働かせる活動なのです。今月に行われる本校の校内文化祭企画に係り、生徒の皆さんは、何にしたらよいのか、ただ悩んではいませんか。

10月1日(金) 川俣高等学校長