令和4年度

知的好奇心その2

「わかる」部分と、対極にある「わからない」部分を知ろうとすれば、それは、間違いなく大きな飛躍を呼び込む第一歩となります。普通、わからない自分の姿を他者に見られたくはありませんが、でも、自分で思っているほど、他者が物事をわかっている、とは限りません。であれば、ぜひ、勇気を持ってわからない自分をさらけ出し、同時に、わからない部分を知ろうとする気持ちを強く持ってもらいたいのです。1コマの授業で1つでも、今までに知らなかったことを知ることができたら、それはすばらしいこと、これは、令和3年度始業式時に、2年生と3年生に話したことでもあります。各授業で1つずつ、新たな知識を1日に6つも得ることができます。わかろうとする気持ちが大きければ大きいほど、知ったときの喜びもまた大きくなります。わかろうとする歩みを進めていく過程に、何の躊躇も必要としません。授業中に心の中で、「わかった」と叫ぶ川高生諸君に、大いに期待します。

 

5月7日(金) 川俣高等学校長