令和4年度

広さと深さ

「広く浅く」または「狭く深く」といった表現を耳にします。広さと深さに関しては、どちらかのみ成立する感覚で捉えられていますが、実際にはどうでしょうか。知識について言えば、広く深い知識を持っている人は多くいる、と感じます。深く知ろうとすれば、自然に広くなっていくことになるし、一方で、広く知ろうとすると、自然に深くなってしまう、これは当然です。様々なことがつながっているために新たな世界が広がり、また、そうしたつながりを知ると、知識の奥深さを感じ取ることができます。ここにこそ、知識習得の面白さがあります。

12月10日(金) 川俣高等学校長