令和4年度

レビューの活用

知識を高めるために、読書は欠かすことのできないものです。でも、例えば、皆さんがヘーゲルの「精神の現象学」に興味を感じて読んでみようとしても、上下巻2500ページを超えるこの本は、読むにはなかなか骨が折れそうです。時間をかけて読んでみたものの、あまり得るものはなかったり、一定の得るものはあったものの、時間がかかりすぎたなど、内容と時間とのバランスが課題になることもよくあります。その際には、レビューの活用をお薦めします。映画や電化製品と同様に、本にもレビューが付いています。レビューの読解力さえ高めていれば、大きな失敗を招くことなく、確実に興味ある本を手にすることができるし、また、最後まで読破もできます。コンパクトにまとめられた解説書的存在のレビューを有効活用して、飛躍的な知識の向上を図りませんか。

12月7日(火) 川俣高等学校長