令和4年度

校長より

いかに生きるか

科学技術の進歩は、快適さや利便性の飛躍的向上を可能とするなど、私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。でも、一方で、人としての向上に繋がったのかについては、まだ、明確な回答段階にはないようです。いかに生きるべきか、という人の持つ永遠の命題は、解決されることなく残っているようにも思えます。むしろ、自己に向かい合う時間は、以前よりも限られているのかもしれません。私たちは常に学んでいます。学びの本質とは、知識の習得以上に、いかに生きるかについて知ること、という方も多くいます。生徒の皆さん、一日のうちで少しでも時間を作り、自らについて考えてみるのもいいのかもしれません。

3月28日(木) 川俣高等学校長